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nORIA[ノリア]

ノリア

011-261-8875

ノルベサの屋上にある『ノリア』
ノルベサの屋上にある『ノリア』32台中、1台のみの黄色ゴンドラノルベサ外観

~札幌観覧車物語~
札幌の街の真ん中に、ビルの上にそびえる観覧車があるのを知ったのは、私が社会人になる春だった。
地方出身の私は、札幌での就職が決まり、部屋探しに、札幌で暮らす姉を頼りにこの街を訪れた。
久しぶりの札幌はとても華やかに感じた。
「あれ、あそに大きな観覧車!」
「去年出来たの。あの中にひとつだけ黄色いゴンドラがあって、好きな人と二人で乗ると、恋が実るらしいよ。」
姉のその言葉に、これから札幌で始まる一人暮らしの生活を漠然と思いながら、まだ見ぬ恋の相手に心がそわそわした。
春というのにまだ冷たい風も、土ぼこりも、なぜか自分の新生活を後押ししてくれているような、勝手な解釈をしながら。

札幌暮らしに慣れた頃、同郷の女ばかり数人が誘い合い、すすきのへ出た。
おのおのの仕事の話しで一通り盛り上がった後、恋愛話しに。
偶然にも皆、彼氏がいないことが発覚して一層盛り上がる。ほろ酔い気分になった我々は次の店の相談をし始めた。
すると一人が ― 観覧車に乗ろう ― と言い出す。賛成し、皆で徒党を組んでノルベサへ向かった。
観覧車「ノリア」の前に来て、あの時の姉の話しを思い出し友人たちに話してみた。
すると、「その都市伝説みんな知ってるよ~」と全員が言う。とっくに有名な話しらしかった。
「で、この中で好きな人と黄色い観覧車に乗った事がある人!」という誰かの声に、一同 ―まだ無い― との返事。不思議と嬉しくなり「じゃあみんなで黄色いのに乗ろうか!」 と提案するも、又しても異口同音に「いやだ」との応え。
確かに “好きな人と二人で乗る” 為にとっておくのもいいかも。

しかし、好きな人と二人で観覧車に乗るという事は、その時点ですでに恋が実っているという事ではないのか・・。
結局、その時は全員が赤いゴンドラに乗り、私は最高値地上七十八メートルという高さに興奮しながらも、初めて見る観覧車からの札幌の夜景に、一周する十分間魅了されたのだった。鏡の前で化粧と髪のチェックをしながら、もう七何年近くも前になる、あの時の姉との会話や同僚との光景を思い出す。私は今から観覧車に乗る為にノルベサへ向かうのだ。

二人だけで会うようになって今日で何回目か。
ノリアに乗るという提案は、思いがけなく彼からだった。
乗った事がないから乗ってみたい、ただそれだけの理由の様だったが、その提案に快諾しながらも私の胸はドンドン音を立てて鳴った。
ノルベサ入口で待ち合わせ七階へエレベーターで昇る。七年前を回想しながら私がチケットを購入して二人で列に並んだ。
―うまく乗る事が出来ますように― そればかり願いながら黄色いゴンドラを目で探すとゴンドラは三十二台、目的の一台はほぼ一周待ちだった。

前に並ぶ列の人数を数えるが、何人一組なのか良くわからず気持ちが焦る。会話にも集中出来ず、気もそぞろでいる私に彼が一言・・・、「黄色いゴンドラじゃなかったらもう一度乗ろうね。」条件反射の様にうなずいた・・・が、一拍置いて、とっさに顔が熱くなる自分に気づいた。彼はあの都市伝説を知っていたのだ。

― 姉よ!友人達よ!やっとこの日が来ました。私は今、あのノルベサ観覧車ノリアの黄色いゴンドラに乗るために並んでいます、七年前にときめいて、今やっと回り逢えた恋の相手と ―(ノルベサ作)


札幌の中心部にあるノルベサの屋上にある観覧車『ノリア』。32台ある赤いゴンドラの内、7番の黄色ゴンドラに乗ると幸せになるとのジンクスがあり、実際に黄色ゴンドラに乗って結婚したとの報告が多数寄せられている。次はあなたの番!!

  • 住所

    札幌市中央区南3条西5丁目1-1
    7階

  • 交通手段

    ・地下鉄南北線すすきの駅より徒歩約2分
    ・地下鉄東豊線豊水すすきの駅より徒歩約4分

  • 営業時間

    日〜木・祝
    11:00~23:00

    金・土・祝前日
    11:00~翌3:00

    ※受付は営業終了10分前まで

  • 休日

  • 入場料

    ・1人/600円 
    ・1人/2周800円 
    ・4人セット/2,000円(4人で1台のご利用に限ります)
    ・福祉割引1人/400円(手帳を提示してください)
    ・子ども料金/3歳以下無料

  • ホームページ

    http://www.norbesa.jp/